ダイビングスクールの選び方!雰囲気だけで選ぶと後悔する?

「ダイビングを始めたい」と思ったものの、ダイビングスクールの選び方がわからず悩んでしまう方も多いでしょう。

ダイビングスクールは複数の種類があるので、どこの説明会へ行くか絞るだけでも大変です。

本記事では、自分に合ったダイビングスクールの選び方を解説します。

楽しくダイビングを続けるためにも、ぜひ参考にしてください。

ダイビングスクールを適当に選んではいけない理由

ダイビングスクールを適当に選んではいけない理由

「ダイビングスクールなんて、どこに通っても一緒でしょ」と思う人もいるでしょう。

しかしダイビングスクールを適当に選ぶと、後悔してしまいます。

なぜダイビングスクールをしっかり選んだほうがいいのか、詳しく解説します。

命に関わる

ダイビングスクール選びは、ダイビング中の命に関わります

ダイビングは溺れてしまったり、肺が過剰に膨らんでしまう肺の過膨張障害になってしまったりと、リスクの高いレジャーです。

2022年の海上保安庁の調査によると、2021年のダイビングによる事故者数が35人、死者または行方不明者数は7人もいます。

1ヶ月に1人以上が事故に遭い、2ヶ月に1人以上が亡くなっているということです。

さらに事故の原因において、知識や技能不足が多くを占めていることが調査より明らかになっています。

つまり事故に遭う確率を少しでも低くするためには、知識や技能をしっかり教えてくれるダイビングスクールを選ぶことが重要です。

適当にダイビングスクールを選んで、知識や技能が曖昧なままダイビングを始めると、命に関わるため気をつけましょう。

楽しくなくなってしまう

適当にダイビングスクールを選んでしまった結果、雰囲気が合わず楽しめないことも多いです。

ダイビングスクールによって、インストラクターや他のスクール生の雰囲気は異なります。

インストラクターと相性が悪いと、講習中もストレスを感じてしまうでしょう。

またスクールによっては、時期によってイベントを開催しています。

相性の悪いスクールだと、イベントに参加しても気を使いすぎて楽しめません。

ダイビングで遊べるようになるためにスクールへ通うのに、何も楽しめなければお金を支払ったことを後悔してしまうでしょう。

ダイビングスクールの選び方

私が伊豆でダイビングしたときに会った海亀

ダイビングスクールを実際に選ぶ際、重要視すべきポイントを解説します。

スクールに入ってから後悔しないためにも、しっかりチェックしてください。

安全に対する考え

スクールや教育団体によって、安全性の意識は異なります。

安全性が高いダイビングスクールは、以下のような特徴があります。

  • 数多くのスキルを教えてくれる
  • 多様な経験を積ませてくれる
  • 海中でのストレス対処方法を教えてくれる
  • インストラクターのスキルレベルが高い

安全にダイビングを楽しむためには、しっかりと必要なスキルを身につけておくことが大切です。

安くライセンスを取得できても、身につけられたスキルが少ないと、ダイビング中にトラブルが起きても自力で対処できません。

どれくらい多くのスキルを身につけさせてくれるのか、インストラクターのライセンスレベルが高いか、入会前に確認しましょう。

予算に合った費用

スクールを選ぶ際、予算に合った費用かどうかはとても大切です。

ライセンスを取得する相場は6〜9万円ですが、相場より高すぎる・低すぎる場合は注意しましょう。

特に低すぎる講習料の場合、追加でレンタル料を取られる可能性があります。

料金が安いスクールを選びたい方は、契約前に必ず安い理由と料金の内訳をスタッフに尋ねるべきです。

ライセンス取得時は、基本料金・Cカード申請料・交通費・実習時の器材レンタル料・海洋実習のときに必要な宿泊料や食費などがかかります。

すべての費用を合計し、本当に適切なのか確認しましょう。

プランの内容

ダイビングスクールや教育団体によって、プランは異なります。

1回の講習が長いほど、しっかりと指導を受けられます

15分のプランより30分、30分のプランより60分の方が、スキルアップできる可能性が高いです。

1回に何分潜るのか、1日に何回潜れるのか確認しましょう。

また体調を崩してしまったときなど万が一のために、日程を調整できるプランなのかもチェックすることが大切です。

状況に合わせて柔軟に調節できるプランなら、体調不良時や急な仕事が入ったときも安心です。

どのくらい日程調整できるのか、日程変更時に追加料金がかかるのか把握しておきましょう。

ライセンス取得後も充実

ライセンスを取得してからも、しっかりサポートしてくれるスクールなら楽しくダイビングを続けられます。

ダイビングはライセンス取得が目的ではなく、ライセンスを取得してから「実際に潜る」ことが重要です。

スクールによっては伊豆や沖縄へのツアーを定期的に計画していたり、レベルアップする講習を行っていたりします。

さらにクリスマスパーティーなど、学生サークルのようなイベントを開催しているところも。

楽しくダイビングをするためには、ライセンス取得後もフォローしてくれるスクールを選ぶことがおすすめです。

少人数制

スクールによって講習の人数は異なるため、できる限り少人数で受けられるところを選びましょう

少人数の講習であるほど、個人に対して丁寧に指導してくれます。

人数が多いとインストラクターの目が届きにくく、アドバイスを受けづらいです。

自分の理解度に合わせて指導してもらうためにも、少人数制のスクールを選ぶのがおすすめです。

予約の取りやすさ

予約の取りにくいスクールでは、ライセンス取得までに時間がかかります。

講習の時間が空いてしまうと、せっかく覚えたスキルも体に身につきません。

スキルを上達させるためには、期間を開けずに何度も通うことが重要です。

また好きなタイミングで通えるスクールなら、モチベーションも維持できます。

柔軟に予約できるかどうか、スクールに確認してみてください。

ダイビングスクールへ入会する前によくある質問

ダイビング中の風景

ダイビングスクールに入会する際、まず説明会へ参加します。

ダイビングスクールへ入会する前によくある質問へ回答しました。

説明会へ行く前に確認しておきましょう。

機材って購入した方がいいの?

無理に購入する必要はありません。

とはいえ、できる限り、器材を購入してからダイビングを始めた方がよいでしょう。

ダイビングするたびに器材をレンタルすると、毎回使い方を覚えることから始めなければなりません。

海に入る前のストレスが多いと、ダイビング中の危険性が高くなります。

自分の器材で毎回潜る人なら、使い慣れた器材で安全にダイビングを楽しめるでしょう。

身長や体型にフィットしたオーダーメイド品なら、ストレスも少なくできます。

説明会で器材購入を勧めるダイビングスクールも多いので、話だけ聞いてみるのがおすすめです。

値段が安すぎないか、クオリティに見合った金額か確認してみてください。

指導団体はどこがいいの?

ダイビングライセンスを発行できる指導団体は複数ありますが、どの指導団体を選んでも大きな差はありません

PADI・SNSI・NAUI・SSIなどの有名団体であれば、ライセンス取得後、全世界どこでも潜れます。

マイナーな指導団体だと、他国では利用できないこともあるので注意しましょう。

ライセンスを発行できる指導団体か調べるには、Cカード協議会に加盟しているか確認してください。

ちなみに私は、SNSIに加入しました。

SNSIは、他の指導団体より水中での練習時間を長く設定しています。

習得できるスキル数も多いので、質の高いトレーニングを受けられます。

ハードなトレーニングを受けてすぐに上手になりたい方や、安全性に配慮した指導団体がよい方は、SNSIがおすすめです。

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